タイプ: | integer |
デフォルト: | 5000 (5s) |
分: | 1 (1ms) |
最大: | 2147483647 (2147483647ms) |
単位: | milliseconds (ms) |
コンテキスト: | sighup |
再起動: | false |
以来: | 9.5 |
WALデータがソース(ストリーミングレプリケーション、ローカルのpg_wal、またはWALアーカイブ)から取得できない時に、スタンバイサーバがWALデータ受信をリトライするまでにどの位の時間待つべきかを指定します。このパラメータは、postgresql.confファイル、もしくはサーバコマンドラインでのみ設定可能です。この値が単位なしで指定された場合は、ミリ秒単位であるとみなします。デフォルト値は5秒です。このパラメータは、postgresql.confファイルで設定するか、サーバのコマンドラインでのみ指定できます。
このパラメータは、リカバリ対象のノードにおいて、新しいWALデータが読み込み可能になるまでの待ち時間を制御する必要のある時に有用です。たとえば、アーカイブリカバリにおいては、このパラメータの値を小さくすることにより、新しいWALログファイルを検出する際にリカバリの応答を早くすることができます。WALの生成頻度が少ないシステムでは、この値を大きくすることにより、WALアーカイブへのアクセス頻度を減らすことができます。これは、たとえば基盤へのアクセス回数が課金対象になるクラウド環境において、有用です。