| タイプ: | bool |
| デフォルト: | off |
| コンテキスト: | user |
| 再起動: | false |
有効の場合、expr = NULL(もしくはNULL = expr)形式の式はexpr IS NULLとして取り扱われ、それは、もしexprがNULL値と評価すれば真を返し、そうでなければ偽を返します。expr = NULLの正しいSQL仕様準拠の動作は常にNULL(判らない)を返すことです。従って、このパラメータのデフォルトはoffになっています。
しかし、Microsoft Accessのフィルタ形式はNULL値を検査するためにexpr = NULLを使用する問い合わせを生成しますので、そのインタフェースを使用してデータベースにアクセスする場合は、このオプションを有効にする方が良いでしょう。expr = NULLという形の式は(SQL標準解釈を使用した結果)常にNULL値を返しますので、通常のアプリケーションでは意味がほとんどなく、滅多に使用されません。ですので、このオプションは実際は害はありません。しかし、慣れていないユーザはしばしばNULL値に関する式の意味に戸惑いますので、デフォルトでこのオプションはoffです。
このオプションは= NULLという形式にのみ影響することに注意してください。他の比較演算子や等価演算子を呼び出す他の(INのような)式と計算する上で等価となる式には影響を与えません。したがって、このオプションは間違ったプログラミングの汎用的な問題解決を行いません。
関連する情報はfunctions-comparisonを参照してください。
推奨事項 [EN]
Provided for compatibility with Microsoft Access and similar broken applications which treat "= NULL" as the same as "IS NULL".
