タイプ: | enum |
デフォルト: | pause |
コンテキスト: | postmaster |
再起動: | true |
値: | [pause, promote, shutdown] |
以来: | 12 |
リカバリ対象に到達した場合に、サーバがする動作を指定します。デフォルトはpause
で、リカバリを休止することを意味します。promote
は、リカバリの過程が終われば、サーバは接続の受け付けを始めることを意味します。最後に、shutdown
は、リカバリ対象に到達した後にサーバを停止します。
pause
の設定の意図した使い方は、このリカバリ対象がリカバリのための最も望ましいポイントかどうかチェックするために、データベースに対して問い合わせを実行できるようにすることです。休止された状態は、pg_wal_replay_resume()(functions-recovery-control-table参照)の使用により再開することができます。その後、それはリカバリを終了させます。このリカバリ対象が希望の止まるポイントでない場合、サーバをシャットダウンし、リカバリ対象の設定をより後の対象に変更し、リカバリを継続するために再起動してください。
shutdown
の設定はインスタンスを正確に望ましい再生ポイントで準備するのに有用です。インスタンスはさらに多くのWALレコードを再生できます(実際、次に起動するときには最後のチェックポイントからWALレコードを再生しなければなりません)。
recovery.signalはrecovery_target_action
がshutdown
に設定されていると削除されないことに留意してください。設定が変更されるか、recovery.signalが手動で削除されない限り、以降起動しても直ちに停止されてしまいます。
この設定はリカバリ対象が設定されていない場合には効果がありません。hot_standbyが有効になっていない場合、pause
の設定はshutdown
と同じように動作します。