タイプ: bool
デフォルト: on
コンテキスト: sighup
再起動: false

このパラメータが有効の場合、PostgreSQLサーバは、チェックポイントの後にそのページが最初に変更された過程で、ディスクページの全ての内容をWALに書き込みます。オペレーティングシステムがクラッシュした時に進行中のページ書き込みは途中までしか終わっていない可能性があり、ディスク上のページが古いデータと新しいデータが混在する状態になるため、この機能が必要です。通常WAL内に保存される行レベルの変更データは、クラッシュ後のリカバリ時にこうしたページを完全に復旧させるには不十分です。完全なページイメージを保存することにより、ページを正しく復旧できることを保証しますが、その代わりに、WALに書き込まなければならないデータ量が増加することになります。(WAL再生は常にチェックポイントから始まるため、チェックポイント後のそれぞれのページの最初の変更時にこれを行えば十分です。従って、完全ページ書き出しのコストを低減する方法の1つは、チェックポイント間隔パラメータを大きくすることです。)

このパラメータを無効にすると、通常の操作速度が上がりますが、システム障害後に、回復不能なデータ破損、あるいは警告なしのデータ損壊をもたらすかもしれません。このリスクは小さいながらfsyncを無効にした場合と似ています。そしてそのfsyncに対して推奨されている同一の状況に基づく限りにおいて停止されなければなりません。

このパラメータを無効にしてもポイントインタイムリカバリ(PITR)用のWALアーカイブの使用に影響ありません( continuous-archivingを参照してください)。

このパラメータはpostgresql.confファイル内、または、サーバのコマンドラインでのみ設定可能です。デフォルトはonです。

推奨事項 [EN]

This is PostgreSQL's triple-check on transaction log integrity. Leave it on unless you have enough in-depth knowledge of your filesystem and hardware to be certain that torn page writes of log segments are completely prevented. Solaris/ZFS users claim to be able to turn this off, but that has not been destruction-tested.

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