タイプ: | string |
デフォルト: | $libdir |
コンテキスト: | superuser |
再起動: | false |
オープンする必要がある動的ロード可能なモジュールについて、そのCREATE FUNCTIONやLOADコマンドで指定されたファイル名にディレクトリ要素がなく(つまり、名前にスラッシュが含まれずに)指定された場合、システムは必要なファイルをこのパスから検索します。
dynamic_library_path
の値は、絶対パスのディレクトリ名をコロン(Windowsの場合はセミコロン)で区切った一覧です。この一覧の要素が特別な$libdir
という値から始まる場合、コンパイルされたPostgreSQLパッケージのライブラリディレクトリで$libdir
は置換されます。ここには、PostgreSQLの標準配布物により提供されるモジュールがインストールされます(このディレクトリ名を表示するには、pg_config --pkglibdir
を使用してください)。例を以下に示します。dynamic_library_path = '/usr/local/lib/postgresql:/home/my_project/lib:$libdir'Windows環境の場合は以下です。dynamic_library_path = 'C:\tools\postgresql;H:\my_project\lib;$libdir'
このパラメータのデフォルト値は'$libdir'
です。この値が空に設定された場合、自動的なパス検索は無効になります。
このパラメータはスーパーユーザによって実行時に変更することができますが、この方法での設定は、そのクライアント接続が終わるまでしか有効になりません。ですので、この方法は開発目的でのみ使用すべきです。推奨方法はこのパラメータをpostgresql.conf設定ファイル内で設定することです。